大植啓治翁頌徳碑
大植啓治翁頌徳碑
大植啓治翁は、明治15年(1882)10月9日に旧見山村(現茨木市大字上音羽)生まれ、昭和17年2月6日(1942)死去。61歳。
旧見山村村会議員という肩書のみで他のいかなる地位も欲望も捨て生涯「縁の下の力持ち」をモットーにつとめました。
翁の遺訓である五人組宣誓五カ条や、常日頃衛生問題に深い体験と熱意を持って村民の健康状態に気を配り、大阪府より技師を呼んで健康診断を実施したり、昭和11年村内の全318戸に改良便所の新設による寄生虫の撲滅、それに伴い安全な下肥を使うことによって生食できる良質の野菜の栽培を普及させ市場に出せるようにしました。後になって、改良便所の効果が村民の健康面に現れ、寄生虫撲滅と結核消滅により第4回保健文化賞を受けたのも翁の遺徳のおかげだと伝えられています。茨木市立見山公民館に頌徳碑が立っています。
住所 茨木市大字下音羽163(市立見山公民館) マップはこちら
交通 阪急バス忍頂寺バス停より徒歩約10分