太田城跡
太田城跡
太田城跡
平安末期(1180年前後)に太田頼基が築いたといわれています。正確な位置については解っていませんが、太田1・2丁目辺りに東西南北約150m前後のお城であったのではないかと考えられています。実際今のこのあたりの住宅街を歩くと道路は狭く、T字路になっている場所が多く、昔は城下町であった特徴を示しています。
戦国時代の本格的な城郭とは違い、砦・居館・館城の域を脱しなかったのではないかと考えられています。
『平家物語』の河原津の合戦で、源義経が都から西国に落ち延びて行った時、太田頼基は「我が門の前を通しながら、矢一つ射かけであるべきか」と、出撃しましたが、敗れてしまいました。
住所 茨木市太田一丁目 マップはこちら
交通 近鉄バス「東芝正門前」バス停より北西200m