茨木童子像
茨木童子像
言い伝えによって若干の違いはあるのですが、こういったエピソードが残されています。
茨木童子は水尾村に産まれたそうですが、幼児期に九頭神の森(現在の新庄町東部)近くにある床屋の前に捨てられてしまいます。
床屋の主人がその子を拾い大事に育て、床屋の仕事を教え込んだのですが、童子が剃刀で客の顔を切って、客の顔の血をぺろりとなめてしまいました。一度血の味を知った童子は、以後わざと客に傷をつけて血をなめるようになってしまいました。しばらく後、顔を洗いに近くの小川に行き、橋の上から水面を見ると、なんと自分の顔が鬼の相になって映っていました。童子は驚き、店には帰らず、その後大江山の酒呑童子の配下となりました。
住所 茨木市消防本部東横や高橋交差点橋欄干等で見られます。 マップはこちら